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職場環境改善

ストレスチェック集団分析結果の組織長へのフィードバック方法(1)

すでにストレスチェックを終え、集団分析を実施された企業様も多いかと思います。一方で、集団分析結果を人事部門で把握したものの、その後、現場組織に結果をフィードバックすることに二の足を踏まれている企業様も多いのではないでしょうか。

集団分析結果には組織運営に役立つ貴重な情報が詰まっており、上手く活用できれば有益なツールになりえます。

本記事では、集団分析結果を現場組織へフィードバックするための方法である<1.集合方式>と<2.個別方式>について解説いたします。前提として、フィードバックの対象は組織運営の責任者であり、介入改善に取り組むことができる立場にある組織長とします。

集合方式はオンライン会議が定着していれば非常に効率的な方法

集合方式は組織長を集めて、集団分析結果の説明を行う方式です。

対象者へ一斉に情報展開ができるため、効率が良いことがメリットです。

一方、拠点が全国に点在していたり、組織長が多忙であったりと、組織長を一堂に集めて開催することのハードルが高いことがネックになり、開催のハードルが高い方法でした。

しかし、新型コロナウイルスへの対応からオンライン会議が定着した企業様であれば、無理なく行うことができる方法ではないでしょうか。

集合方式の具体的な進め方

はじめに、「1.ストレスチェック、集団分析についての概要・目的」「2.集団分析結果の見方」について説明し、会議の背景や意義について理解していただくようにします。

その後、「3.全社の結果の説明」として、各指標について具体的に確認していきます。

次に、特に健康リスクが高かった組織や全社的によく見られる高リスク組織などを事例として取り上げます。この時、実データを利用することもできますが、数値を加工し、組織を特定できない形で取り上げるほうが望ましいです。

また、高リスク組織だけでなく、「仕事の負担感は高いものの、職場のサポートが得られているため健康リスクが良好となっている組織」といった好事例を示す方法もあります。

<集合方式のアジェンダ例>

1.ストレスチェック、集団分析についての概要・目的の説明
2.集団分析結果の見方の説明
3.全社の結果の説明
4.具体的なケースを用いた説明
5.自身の管轄する組織の結果の確認
6.課題/強みの把握、改善対策の検討

結果の把握に留まらず、改善対策の検討までできると効果が高まる

上記アジェンダ例のように、具体的な事例を示しながら集団分析結果をご説明することで、組織長の皆さまに、集団分析結果の見方や解釈について、おおよそのイメージをもっていただけます。

「4.具体的なケースを用いた説明」までで会議を終了することも可能ですが、もう少し時間を多くとることができるようであれば「5.自身の管轄する組織の結果の確認」「6.課題/強みの把握、改善対策の検討」のパートへ進みます。

このパートでは、自身の管轄する組織の結果を把握いただき、課題や強みの洗い出しを行います。その上で、特に注力して改善に取り組みたい組織をピックアップし、具体的な改善対策を検討します。

結果を見ての所感や改善対策を記入するためのワークシートなどがあると、感じたことや考えたことを書き残しておけます。また、記録を残しておくと、実際に改善取組みを実行した後に、取組みの評価・振り返りを行うこともできるため、集団分析結果をより効果的に活用していくことができます。

次回は組織長お一人おひとりに結果をフィードバックしていく<2.個別方式>について解説いたします。
(次号へ続く)

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