実績紹介 Actual introduction

田辺三菱製薬株式会社

2015年より当社サービスをご利用

私たちが目指す一次予防を実現するために、社員への当事者意識の醸成の部分でSOMPOリスケアマネジメントに期待しています。

課題とニーズ
  • 自分自身の健康に関心が低い社員が多い
導入された当社サービス
  • ヘルスケア研修「LLax training」
ポイント
  • セルフケアの重要性を理解するきっかけになり、興味関心の意識が高まった

Q.SOMPOヘルスサポートのメンタルヘルス研修サービス「LLax training」を選んでいただけた理由は何でしょうか?

3年前位から部長・課長向けにラインケア研修を当社の産業医の先生に行っていただいていたのですが、次は一般研究員にもセルフケアの研修を行いたいと思い、産業医の先生に相談した所、SOMPOヘルスサポート(以下、SRC社)をご紹介いただいたのがきっかけです。後手に回りがちだったメンタルヘルス対応を、メンタルヘルス不調の未然防止という観点で一次予防から行いたいという思いがありました。そこで、業務の難易度が高く、自分の世界に没頭しがちな研究員と、社会人になり生活環境が大きく変化した新入社員に向け、セルフケアの研修を実施する運びになりました。ご担当いただいたSRC社の河野先生は知識が豊富な素敵で明るい方で、今までにないストレス対応の概念を教えて頂き、また、指示的ではなく受講者に考えさせ、本人自身から答えを導き出すような研修内容でした。ストレス対処の仕方を学べたなどと評価も高く、実施後の雰囲気は良かったです。

今後も継続的に実施したいと考えています。

Q.職場改善としてどのような取り組みをしておりましたか?

2年位前に「健康経営」の実現に向けた取り組みの方針を経営層が打ち出し、2016年4月に「健康方針」を制定しましたが、浸透定着は不十分であり、研究員の健康に対する意識もまだ高くありません。薬を開発するという仕事柄、病気には詳しいはずですが、自分自身の健康には関心が低い社員が多く、当事者意識を高めるためにも定期的にイベントを開催しております。メタボ予防や骨密度を計るイベントや、バレーボール大会など、社員の参加率も高くコミュニケーションを深めるきっかけにもなっています。健康問題が発生してから対応するのではなく、一次予防に力を入れていくための一環として、ストレス・メンタルヘルスの正しい知識を学び、ストレスを発散する手段をたくさん持ってもらうためにメンタルヘルス研修を実施していただきました。セルフケアの重要性を理解するきっかけになり、興味関心の意識が高まっていますが、この意識を実行に移してもらい、継続させるということが次のステップだと感じています。

Q.実際に一次予防に取り組んでみた結果を踏まえ、今後はどのようにしていきたいですか?

「健康経営」の方針を出し、全社として意識づけや取り組みを行っているとはいえ、まだまだ、メンタルヘルス不調に「いつ自分がなってもおかしくない」、「いつ自分の部下がなってもおかしくない」という当事者意識が薄い「対岸の火事」のような現状です。研究員一人一人の業務の難易度・専門性が高く、「この人でないと」という代わりのききにくい分野でもあり、研究員のメンタルヘルス不調は会社の損失にもつながります。

研究員の能力を存分に発揮させてあげられるように、会社全員が「健康経営」のゴールイメージを持てるよう方針を明確にし、意識を高めていきたいと考えています。

Q.最後に、今後の取り組みに関してSRC社へ期待することは何でしょうか?

私たちが目指す一次予防を実現するために、社員への当事者意識の醸成の部分でSRC社に期待しています。私のような社内の人間ではなく、外部の専門家の方に指導してもらった方が社員の心に響きますので、定期的に研修の場を社員に与えていきたいと考えています。次年度の施策立案に際してはどの層にどういった研修を行うべきかなどSRC社の知恵をお借りしたいと考えております。